あらすじ ネタばれあり
未成年で死刑判決を受けた主人公が逃亡する話。
逃亡後〇日という形で話が進んでいきしかも結構話が前後するんだけど
並び変えるとこんな感じ
- 0日後 逃亡 (冤罪を立証するため)
- 33日後 建設現場の土木作業員
- 117日後 在宅ライターとして
- 283日後 雪山でバイト
- 1年後 お菓子会社
- 最後 老人ホーム
という感じで毎回見つかりそうになっては逃亡を繰り返していくのですが、その場所その場所でいろんな人と関わっていくので読んでて全然飽きません。
あーこのまま逃げてほしいと思いながら読んじゃう形ですが、最後は射殺されてしまいます。
たまたま叫び声が聞こえて助けようと家に入り助けるために包丁を握ったことで冤罪となり死刑判決にまでなるとか小説だからでしょと思いたいけど袴田さんの事件とかを知ると明日は我が身じゃないけど冤罪怖い。
その後映画バージョンもみたんですが映画では撃たれるけど殺されずにすんでてハッピーエンド終わりでした。
ダークな話が好きですが、この小説に限っては最後助かってる方がよかったな
となるくらい私も鏑木容疑者に感情移入してましたね。
久しぶりの小説面白かったです♪
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