【帰ってきた姉が別人?】豆の上で眠る 湊かなえ

今日の一冊

内容(「BOOK」データベースより)

小学校一年生の時、結衣子の二歳上の姉・万佑子が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。喜ぶ家族の中で、しかし自分だけが、大学生になった今も微かな違和感を抱き続けている。―お姉ちゃん、あなたは本物なの?辿り着いた真実に足元から頽れる衝撃の姉妹ミステリー。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

湊/かなえ
1973(昭和48)年、広島県生まれ。2007(平成19)年、「聖職者」で小説推理新人賞を受賞。翌年、同作を収録する『告白』が「週刊文春ミステリーベスト10」で国内部門第1位に選出され、’09年には本屋大賞を受賞した。’12年「望郷、海の星」で日本推理作家協会賞短編部門、’16年『ユートピア』で山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

あらすじ

主人公結衣子が小学校1年生の夏、一緒に遊んでいた2歳年上の姉万佑子が先に帰るといって裏山を降りていきそのままいなくなった

2年後その裏山の神社で万佑子は発見されたけど、それは明らかに別人と思われた

しかし、祖父がDNA鑑定までして姉は両親の子供であることが判明してしまう。

本当に彼女が姉万佑子なのか・・・

~ネタバレ~

DNA鑑定した通り戻ってきた万佑子Bは両親の子ども。

実は誘拐前の万佑子Aが本当の両親の子供ではなかった

誘拐した犯人とされている弘恵が姉奈美子が結婚直前に死亡した立川との間にできた赤ちゃん万佑子Aが、奈美子と同じ「心臓に異常がある」と診断されて生きる気力を失ってることを心配し、看護師という立場を利用して赤ちゃんを取り換えていた。

そのことをしった(取り違え自体は偶然と聞かされている)奈美子自分の子供を一目見たいとあの日万佑子Aに接触しそのままつれて帰ってきてしまったというのが真相

万佑子Aも自分が両親の子供ではないと気づいていて戻りたがらず2年たって本来の子供が万佑子Bとして戻った(両親はその前に話あって事情を知っている)という話だった

感想

誘拐されて2年後に戻ってきた姉が別人だったなのに両親は姉として接してるしかもDNA鑑定してもシロ。でも絶対姉じゃない

という設定がすごい

先が気になり一気に読みました。

ただ

どうしても小学3年からたった2年で全くの他人が帰ってくるとかそれは無理がありすぎる

祖父母も「あれ??」ってどころじゃないでしょ?

せめて幼稚園児が女子高生になって戻ってくるくらい時間の開きがないと

あと父母がどの時点で取り違えの事実を知ったのかもよくわからない

さらに言うと、奈美子の立場だったとして姉が勝手に子供を取り違えるとかまさに余計なお世話すぎるな・・・。

とにもかくにも、体の弱い姉に比べて雑に扱われ、姉の失踪後も親に捜査の手伝いをさせられ学校でいじめにあい姉が戻ってきてからも唯一真相を知らされなくてずっと姉を疑っていきてきた結衣子の今後を考えるといい未来とは思えない一番の被害者だなぁと思いました

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