今日の一冊
内容(「BOOK」データベースより)
わが子の“グズグズの素”を知っていますか?それは子どもの性格ではありません!急かさず、叱らず、すぐに効く方法。自分に自信を持ち、壁にぶつかっても突破できる子に育てる、ちょっとしたコツ。
著者について
プロコーチ/NLPマスタープラクティショナー。1961年佐世保市生まれ。広島大学教育学部卒業後、高校教諭として活躍。東大生の息子を筆頭に3児の母。家族・子育て・職場の人間関係カウンセリングに精通している。
まとめ
育児本を読みすぎて食傷気味
作者は大人向けのコーチングを行っていて、子供のぐずぐずも大人でいう「先延ばし」と同じ、この壁を突破するためにNLP心理学(神経言語プログラミングと呼ばれる心理学)で大人に実践してきたことを子育て用に応用すればいいと考えています。
ぐずぐずには次の5パターンがあり、それぞれの対処法を紹介
- 肉体的・感情的な要因
- 自信がないことによる
- 能力的要因
- 意図的にやっている
- 頭がいい子に起こる
肉体的感情的要因
何をしたいのか何がいやなのかをはっきり表現できないからおこるぐずぐず。
帰りたくなくてぐずっているときは帰りたくない理由「消防車がみたいから」などの理由がある。
なので消防車を2台みてから帰るときめてしまうと楽。
自信のなさが生むぐずぐず
過保護すぎてお手伝いもさせないことにより「自分は愛されている」という自信はついても「自分は必要な存在だ」という部分での自信がつかず「できない」「無理~」というぐずぐずをうむ
失敗して辞めたいとなったときには、辞めたいんじゃなくてうまくなりたいのでは?とやりたい気持ちの有無に気づいてあげる。
誰かと比べて劣等感を感じたらそれは成長するチャンス
ある程度自分でやらせることで「愛されてる」だけじゃなく「必要な存在」という自信をつけさせる
要領が悪いタイプのぐずぐず
何事ものんびりなら時間管理力を上げる。
時間がないではなく後〇分あるというと効果あり
集中力がないのではなく集中する環境が整っていない可能性。
宿題などをするときは必要ないものをは目や耳に入らない様にする。
わざとやっているぐずぐず
ぐずぐずしてたら得した経験があると子供はぐずる。
ぐずぐずするのが自分らしい
第一子がぐずって得をしているのをみると下の子も伝染してぐずる
頭のいい子のぐずぐず
わかっているのにやりたくない
低学年の勉強がつまらないなどで起こるぐずぐず。
でもここでコツコツ努力する姿勢を育まないと後々大変。
勉強が簡単すぎる場合は勉強以外でもいいのでコツコツ努力する姿勢を育む。
先読みしすぎてぐずぐず
完璧主義なところがありぐずる。
減点主義の母親だと子供は人生でマイナスを作らないためには行動しないことが一番となってしまう。
加点方式で育てるべき
やればできる子ぐずぐず
優秀な子供が塾などにいきさらに優秀な子供たちと一緒に戦うことでさらなる努力を要求されることによりぐずる。
親も子供の成績で一緒に揺れないこと。母親はただそこに戻れば気持ちが落ち着く存在であればいい。
大人に実践してきたことと書いているだけあって私のぐずぐずの対処法としても勉強になりました笑