誰でもよかった 五十嵐貴久

内容(「BOOK」データベースより)

“今、渋谷。これから人を殺します”男はインターネットの掲示板に書き込み、スクランブル交差点に軽トラックで突っ込んだ。十一人を無差別に殺し、センター街の喫茶店に篭城した男と交渉人との息詰まる攻防が始まる。凄惨な事件を引き起こしたのは「心の闇」なのか?警察に勝ち目はあるのか?世間を震撼させた事件の衝撃のラストとは―。

著者について

一九六一年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業後、出版社に入社。二〇〇一年「リカ」で第二回ホラーサスペンス大賞を受賞しデビュー。著書に『年下の男の子』『誘拐』『サウンド・オブ・サイレンス』『リターン』『キャリア警部・道定聡の苦悩』『可愛いベイビー』『消えた少女』『最後の噓』など。

あらすじ&感想

ずっと無視されて生きてきたと考えている男は、渋谷のスクランブル交差点で軽トラックを走らせ次々と人を跳ね飛ばした後に一人一人刃物で殺し、近くの喫茶店に立てこもる。

警察は男の要求通り車を用意するが男は・・・

最初の殺害シーンがとても詳細に描かれています。

でもそのあとは犯人もわかってるし動機もまぁ想像できるしどうやって話すすめるんだろうなこの人質を解放してほしい警察と犯人とのやり取りがメインなのかな?とか思ってたら最後に

そういうことかーーとなりました。



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