怒らない子育て 水島広子

今日の一冊

内容(「BOOK」データベースより)

「つい怒ってしまう」がかくなれば、親の愛情がしっかり伝わる。子どもの気持ちがもっとわかる。

著者について

精神科医。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、現在は対人関係療法専門クリニック院長。「対人関係療法」の日本における第一人者。専門は、摂食障害をはじめとする思春期前後の問題や、家族の病理。過去には衆議院議員として活躍し、児童虐待防止法の抜本的な改正や数々の法案の修正を行った経験ももつ。一男一女を育てる母親でもある。

まとめ

多くの親にとって子供とのかかわりは無条件で愛情を与えてもらう人生で初めての機会となる

なので子育てをすることで本来親は癒される

本当にそうだ。子供達はぐうたらで怠惰で怒りっぽい私なのに毎日めっちゃ私を好きっと言ってくれる

産まれた時からずーーーっと飽きずに私を好きでいてくれる存在なんて今までいなかったので毎日戸惑うくらい。このことをまず忘れないでおこうと思いました。それだけでも怒りの半分くらいは飛んでいきそう。

それ以外の怒らないポイントはこちら

怒らないポイント
  • 怒りを抑えると爆発するので怒りをコントロールするのが重要。怒りは困っているという感情から発生するので困っていることを自分できちんと認識し困らないように対処すべし(それができればッて話だけどでもまぁ困ってることが怒りにつながってるということを知れたのはいい)
  • 足りないところを心配するのではなく個性を尊重させる子育てを。そしてまぁなんとかなるだろうくらいの気持ちが大切
  • 感情的に怒ってしまったら素直に謝る

こんな時はこう切り抜けろ編
  • 忙しくてどうしようもない時にぐずる  ⇒子供の頼られたい心をくすぐる
  • 食事や着替えをしない         ⇒「急ぎなさい」「嫌だ」の綱引きではなく。一度引く。急ぐ急がないかはさておきすごい急ぎ方を考えられる人!とワクワクさせて子供のやる気を活用
  • 同じことを何度言っても聞かない    ⇒インタビュー形式でどうしてしないかを聞く
  • 公共の場所でのマナーが守れない    ⇒子供の親切心を活用                静かにしてくれたら運転手さん運転しやすいよ?等
  • 勉強しないでゲームばかり       ⇒子供のアイデア力を活用              どういう風にすればゲームする時間を短くすることができると思う?と聞く。
  • ごめんなさいがいえない        ⇒ごめんなさいは子供の心が落ち着いてから

まとめ

本を読んでなるほどなぁと思って、気が散って食事が進まない子供達に「こうやったら早く食べれるよって方法しらない?」と本を活用して聞いてみるもその話自体を聞いてもらえず撃沈。

結局怒ってしまい「怒らない子育て読みながら怒るなんて!」と息子に驚かれてしまいました。

色々子育てに対する理想を描いてしまい現実とのギャップに悩みがちだけど、できないママをそれでも好きといってくれる存在を何よりも大切にしていきたいと改めて思いました。



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