内容(「BOOK」データベースより)
OL二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみ厚志の結婚式に最悪の気分で出席していた。ところがその結婚式で涙が溢れるほど感動する衝撃的なスピーチに出会う。それは伝説のスピーチライター久遠久美の祝辞だった。空気を一変させる言葉に魅せられてしまったこと葉はすぐに弟子入り。久美の教えを受け、「政権交代」を叫ぶ野党のスピーチライターに抜擢された!目頭が熱くなるお仕事小説。
著者について
1962年東京生まれ。早稲田大学卒。商社、森ビル森美術館開設室、ニューヨーク近代美術館勤務を経て、02年独立後キュレーターとして活躍。「カフーを待ちわびて」で第一回「日本ラブストーリー大賞」受賞。「楽園のカンヴァス」で第25回山本周五郎賞受賞。
あらすじ&感想
平凡なOLが結婚式ですばらしいスピーチをした女性の弟子になり、最終的には政権交代を狙う幼馴染の男の子のスピーチライターとして活躍するというお話。
全体的に展開が少女漫画ぽくて想像した通りに進んでいくためとても読みやすい。
正直都合がよすぎて、幼馴染のスピーチが伝説のものとなるためのきっかけが奥さんの流産?死産?をもってくるのは好きじゃないなって思ったのと政治に疎いためか選挙のためのスピーチにはさほど動かされなかったのだけど、主人公が友人の結婚式で行ったスピーチはとってもよかった。
あとスピーチの極意その1 場が鎮まるのをまってからスピーチを始める。
これは今後そういう機会があったときに使いたい。(そもそも緊張しぃなのでスピーチとかできる限り避けたいけど)
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