今日の一冊
内容(「BOOK」データベースより)
勉強だけでなくしつけや外遊び、思いやりの気持ちなどについて高濱先生が語る3歳から10歳までの大事な時期の男の子の育て方。
著者について
高濱正伸(たかはま まさのぶ)
テレビ「情熱大陸」「カンブリア宮殿」「ソロモン流」、朝日新聞土曜版「be」、雑誌「週刊女性」「AERA with Kids」などに登場している、熱血先生。
保護者などを対象にした年間130回をこなす講演には、“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。1959年熊本県生まれ。東京大学・同大学院修士課程修了。1993年、「数理的思考力」「国語力」「野外体験」を重視した、小学校低学年向けの学習教室「花まる学習会」を設立。算数オリンピック委員会理事。
主な著書に『子どもに教えてあげたいノートの取り方』『13歳のキミへ』(以上、実務教育出版)、『算数脳パズルなぞペー』(草思社)、『小3までに育てたい算数脳』(健康ジャーナル社)など。監修書に『天才くらぶ チャレペー1〜4』(実務教育出版)。
内容
- 男の子の特徴
- 一人で飯が食えて頼りになる男に育てる
- 周りから好かれてお母さんも大事にする男にする
- お母さんが自慢しちゃうほど優秀な男に育てる
の4本立て。
まずたいていの男性は女性に対して「女はくだらないことばかりよくしゃべるよなぁ」と思っています。
男には「大切なこと以外はどうでもいい」という感覚があるので、生活のちょっとしたこと例えば、「ここに洗濯ものを入れてね」などは男にとっては「些末なことだからいいじゃないか」となるのです
っていうのが第一章のはじめに書いてあって、女性にも男性にも失礼な人だなという印象を持ちました‥。
男の子の特徴
とりあえず息子にあてはまってるかどうかを記録
- 〇落ち着きがない じっとしていては無理
- ◎何度言っても忘れる・片づけはできない
- △好きなことしかやらない
- 〇冒険やスリルがあるものが好き(冒険は好きだけどスリルは嫌い)
- ×勝ち負けが好き
- ×戦いごっこが好き
- ×けんかしながら仲良くなる
- △品のないことが好き
- △汚いことを気にしない
- △飽きっぽい 動くものが好き
- 〇字が汚い
- 〇行動が遅い
- 〇オタク傾向収集癖がある 石を集めている
- ◎理屈で納得する
- ◎お母さんが世界で一番好き
一人で飯が食えて頼りになる男の子育てる
- 早寝早起き
- 休まない
- 忘れ物手助けしない
- 挨拶をちゃんとする
- 礼儀マナーをしっかり
- 約束は目に見える形で行う カレンダーなどを使う
- 身だしなみは相手のためと教える
- なにくそ根性を育てる
- 得技をもつといじめられない
- 漢字学習は忍耐と達成感が得られる
- 運動コンプレックスをなくすために一緒にやる
- これだけは負けないものを一つ見つける
- 不必要に買い与えない
- 早く大人になりたい気持ちをはぐくむ
まわりから好かれてお母さんも大事にする男に育てる
- 僕のことを好きが自信につながる
- 喧嘩を回避、除菌しすぎない
- 分刻みのスケジュールではんく長期の休みでもいいからとことんやりきる経験を
- 物事をいちいち事件化にしない
- 子供の前で悪口や愚痴を言わない
- がみがみしない
- 勉強さえできればいいのではなく一番大事なのは思いやり
- マイナスなことをいうのではなくプラスのイメージで次につなげる
- 道に迷った時でもおもしろがれる人に
お母さんがつい自慢しちゃうほど優秀な男に育てる
- 答えでなく考える過程が大切
- 考えるのが楽しいと思える問題を
- 机に向かう姿勢は丁寧に
- 字はスピードを重視
- ことばをきちんと話させる
- 漢字は身近なところから
- わからない言葉をそのままにしない
- 背中でかたって本好きに 母親が本好きだと子供も
- しりとりでことばを増やす
- アナログ時計はよい
- お手伝いさせて工夫する力を
- 子供の「なぜ?」をほめる
- 自然から学ぶ
- ボードゲームはお父さんに手伝ってもらって
- 作る、説明するが将来につながる
まとめ
挨拶を大切にや早寝早起きをしましょうとか自然から学ぼうとか成績よりも思いやりが大事とか間違ってはないんだろうけどでもそれくらいは知ってるからという内容が多い。
また、男女に差がないとは言わないし、男女の育て方の違いについて学びたくてこの本を手に取ったんだけど、この方の考える男の子があまりにもテンプレで本当なの??って首をかしげたくなりました。
挨拶は大切や早寝早起きをしましょうは昔から言われてることだし、ボードゲームは父親と(母親はこういうの興味ないから)と「え?それはどうなの?」と思うことも書いてあったり、おじいちゃんが書いた育児本って感じでした。