【伊坂さんのエッセイ】3652 伊坂幸太郎

今日の一冊

内容(「BOOK」データベースより)

エッセイが得意ではありません―。自らはそう語る伊坂幸太郎がデビュー以来ぽつぽつと発表した106編のエッセイ。愛する小説、映画、音楽のこと。これまた苦手なスピーチのこと。憧れのヒーローのこと。趣味を語る中にも脈々と流れる伊坂的思考と、日常を鮮やかに切り取る文体。15年間の軌跡を辿った、初のエッセイ集。裏話満載のインタビュー脚注に加え、幻の掌編2編を収録。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

伊坂/幸太郎
1971(昭和46)年千葉県生れ。’95(平成7)年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。’04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞受賞。’08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞と山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

感想

伊坂幸太郎のデビューした2000年から2010年までの10年間のエッセイをまとめた本。

色々な所で書かれたエッセイを一度に読めるお得な本でした。

伊坂さん本人はあとがきで「エッセイが得意でない」と書かれてますが、お腹をかかえて笑うような内容ではないものの、目の付けどころが面白かったり、普通に話してるけどなんだか面白い感じが伊坂さんの小説に出てきそうなキャラクターのような感じがして楽しめました。

現在の伊坂さんが過去の自分のエッセイにいちいち脚注をつけてるのも楽しめます。

特に気になったエッセイは、

健康マニアだったり時々いいことをいったりする伊坂さんの父のエピソード(まさに伊坂作品にでてきそうないいキャラの持ち主。犬をみるとかならず鼻をチェックして、かわいた鼻の犬につばをつけるエピソードとか思わず笑いました。)

毎年かかされてる干支をテーマにしたエッセイ
(さまざまな趣向がこらされていてさすが伊坂さんという感じ)

自分の作品または人生に影響を与えた作品(音楽や本)の紹介
(とっても読みたくなりました。特に何回もでてくる大江健三郎の「叫び声」は読みたい。その中の文章で紹介されているともかく僕のそのときまでの20年の生涯になにひとつ特別な出来事がおこらなかったということがいわば僕の個性だった」という文章)

④自分の作品についてもちょこちょこ書かれてる部分
解説ってほどでもないですが、どんな気持ちでこの本を書いたかって感じの話がところどころ出てきます。)



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