税理士事務所の勝ち残り戦略ワークブック 

今日の一冊

内容紹介

◎これからの税理士事務所・会計事務所運営に必須のノウハウを満載!

過当競争やAIの進化などで激変している経営環境下、「税理士事務所」が勝ち残っていくためのシンプルで効果的な方法をわかりやすく伝授します。

人が採れなくても、小さな組織のままでも、諦めることはありません。現状の作業や工程を見直し、「再整理」して、
人や方法、作業や工程の順序を「組み換える」だけで、生産性は劇的に向上させることができます。

本書は、その具体的な進め方をメインに、生産性の向上で生み出される「余力」を用いた、これからの時代に実効性の高い営業・集客の方法まで、わかりやすく解説します。
名南コンサルティングネットワークが多くの税理士事務所で成果を上げているメソッドが、この1冊でつかめます。

この本はこんな人におすすめ

  • どういう税理士事務所がこれから勝ち残っていくかを知りたい人

感想

働き方改革税理士事務所特化版って感じの本でした

第1章 生産性向上を果たす業務改革
第2章 業務標準の見直しと効率化
第3章 個々人の仕事の仕方を再構築する
第4章 コミュニケーション能力を磨く
第5章 「機能分解」で組織を再構築する
第6章 新たな付加価値を生み出す「営業活動」の鉄則

こっからはメモ代わりの備忘録

第1章

生産性を向上する=1人1時間当たりの売上高をあげる

つまり売上高をあげるか稼働時間を短縮するか

本では稼働率の改善時間単価の改善について説明。

稼働率改善

①労働時間を区分 未来のための投資 現在のため 無意味な時間等区分を行う

②業務分類を明確にする

③データにし稼働率の改善をはかる

時間単価の改善

もらっている報酬と投入している時間をデータにして改善をはかる

低すぎる場合は改善する

例 労働生産性の目標を5,000円とした場合

稼働率(労働時間を区分したときに未来の投資20%その他10%と考えると70%が理想)70%とすると

5,000÷0.7=7,143円を時間単価の目標にしてみる

 第2章

  1. 業務手順書
  2. 業務進行チェック表
  3. 業務進捗管理表
  4. 作業マニュアル
  5. 作業指示
  6. 各種チェックリスト(ご提出資料一覧表)(現金納付の場合の納付期限一覧表)

 などを作って見直しと効率化を図ろう

第4章 コミュニケーション能力を磨く

クレーム発生後は

謝罪⇒説明⇒依頼・代替案⇒感謝

できないことはできないとお伝えする

クレームの発生はよりよい事務所への改革にむけた最適・最良のタイミング

コミュニケーション能力はコンサルティング能力そのもの

ヒアリング⇒現状分析⇒課題抽出⇒改善案立案⇒動機

常に経営理念に立ち戻る

第6章 新たな付加価値を生み出す「営業活動」の鉄則

新たな付加価値

新規開拓・追加サービスの提案等の営業活動

セミナー・執筆・sns活用等の広報活動

新商品・新サービス検討等の開発活動

業務改革は時短と拡大の両立にあり、営業も大事

 マーケットは大きくなくていい、なので好きなことできること得意なことに絞りこむことができる

包括契約型ではなく基本料金+オプション料金型の契約

 お客様の欲求からアプローチし事務所の強みをしっていただく広告の打ち方を考える



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