今日の一冊
内容(「BOOK」データベースより)
もうすぐ、大きな帆をあげて、子どもたちの船が漕ぎ出していく。人生という航路に絶対安全はないからこそ、今、伝えておきたい。母から娘へ―厳しくもハートフルな生き方指南。
「BOOK」データベースより
感想
女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと
という題名なのでおばさんの私が読むのはどうかと思ったけど、内容はどちらかというと「子供の巣立ち」を迎える母が読むといいと思えるものでした
手に職を
西原さんのように、田舎ヤンキーの家で育ったわけでもなく、プー太郎と同棲したり、アルコール依存やDV男にはまったわけでもないし、娘にもそんな苦労はできる限り避けて欲しいけど「手に職をつけろ」ということを再三言ってるのは本当にその通りだと思う。
決して専業主婦にダメだししてるわけではなく、うまくいっている夫婦にだって事故や病気等で突然夫がいなくなることは十分にある。
何かあった時に路頭に迷わないために手に職をつけておくことは大切。
これは私の娘にも伝えておこう。
娘の巣立ちの日は元カレの気分で
娘が巣立つ日を迎えたら母親の立場は女友だちどころか元彼と心得るべし
この言葉。
寂しいけどそうかもしれない。
きっと娘が自立するときはその先にある輝かしい未来で心がいっぱいなはず。
今まで口うるさく育ててきた私のことなんて元カレくらいの価値しかないんだろうな。
その後もしかしたら今の私みたいに母親とたくさん話す日が戻ってくるかもしれないけど、送り出す時はせめてうざい元カレにはならないようにしよう(笑)
手放すこと
一度は好きになった人そう思うと繋いだ手を離すことができなかった
別れることが相手のためになることもあることを知らなかったから若い頃は
私は好きになった人を「こんな些細なことで失うなんて」とやたら好きになった人を好きのままでいることに固執する癖がある。
離れることが相手のためにもなるということに目から鱗
掃除なんてしないでもっと抱きしめれば・・・
毎日かあさんでも泣いたけど
家事なんかしなきゃよかった
家なんてもっと汚くてよかった
洗濯ものもためちゃえばよかった
食事なんか手作りすることなかった
あんなに抱っこしてほしがったのに
本当そう。
それなのに忘れていっつも子供を叱ってばかり、もうすぐなのに子供が大人になるのなんてあっという間なのに時間は巻き戻すことができないのに。
ということで私は今日夜ご飯つくるのをやめて掃除もやめて子供を抱きしめるのに時間を使おうと思っています。
まとめ
私のかわいい子供たちとそして私にこれからも幸あれ
って気分になりました。
これ何度みても泣ける