今日の一冊
内容(「BOOK」データベースより)
完璧を目指す母親が子どもをダメにしがちです。話題集中の野原家流「ストレス知らずの子育て術」。野原みさえの元気な母ちゃん実践編。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
汐見/稔幸
1947年大阪生まれ。東京大学教育学部卒、同大学院博士課程修了。東京大学大学院教育学研究科教授を経て、白梅学園大学副学長。専門は教育学、教育人間学、育児学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
感想
子どもには見せたくない番組と言われている「クレヨンしんちゃん」が実は最高の子育て教科書だった!と東大教育学部の汐見教授が唱えている本の第二弾。
出版が2007年の本なので、ちょっと絵柄が古いですが、クレヨンしんちゃんの漫画の挿絵がありものすごく読みやすかったです。
気になるところ備忘録
- 汚されたら健康に育ってると喜んでいい ➡ 確かに心の中では「せっかく片づけたのに」と1000万回くらい叫んでいるけど子どもが汚れるまで遊んでいる時に見せる笑顔は本当に良いしここは汚れには目をつぶっていきたいと思う。
- 詰問尋問はぐっと我慢して見守ろう ➡ なにかあったの?と聞きたがってしまうタイプなのでこれは注意しよう 子どものプライドやプライバシーを守ることも重要 そして子どもが何も言わなくてもいざというときは気づいて上げれる観察力を磨こう。
- 本の読み聞かせは子供に愛を伝える手段
- 料理をがんばりすぎない・子育て中の掃除はほどほどに
- おとなりさんに子供を見ててもらおう ➡これは・・・ハードル高くないですか??
- 上手にパパに甘えてるママがいい ➡これこそハードル高い
- 休日は家族で自然の中にでかけていこう ➡小学校高学年にはもう親のお出かけについていくより友達と遊ぶ方が楽しくなると書いてあり本当にあと数年しか子どもとの濃密な時間は残されていないのだと改めて‥😿
- ほんの少しでも自分が輝ける時間をもって・ダイエットに趣味探し決意をする母は偉い・チャレンジ精神を忘れるな
資格取得等現在ママをしながら頑張ってる人へ
失敗もするけど色々チャレンジする姿を子供にみせるということは子どもにとってすごい教師である。
今以上に自分を高めるために色々挑戦し、人生というのはどんな年齢でもチャレンジすることができるということは身をもってしんちゃんに証明している。
常にチャレンジしている人は精神的に若い。
子どものためにどれだけ何かをしているかより親が一生懸命生きている姿全体で与えるイメージそれを含めて子育て
この本には上のようなことが書かれていて、子育てしながら、30代後半ではじめた資格試験の取得。
勉強のために家事の手を抜きまくったけど、その失敗も含めてそのチャレンジする姿が子どもにとっていい影響を与えてますよ!と言ってもらえたようでとっても嬉しかったのでご紹介。