リカの続編「リバース」がドラマ化されます
リカの続編がドラマ化されます
原作の五十嵐先生はTwitterをされていて、そこで宣伝部長に任命してもらったのでこれは宣伝しなければ!ということで今回はリバースの記事です。
内容&感想
今回はリカという怪物がどのようにして誕生したかが描かれています。
主人公は家政婦の幸子。
田舎の教会で育った幸子が上京し住み込みの家政婦として働きながら、神父さまに手紙を書いていてその手紙を読むという形式で話は進んでいきます。
(この田舎育ちの幸子はとにかくピュアというか鈍感でその後の話を知ってるだけにもっといろいろなことに気づいて!!とやきもきさせらながら読むことになります)
幸子が住み込みで働き始めた雨宮家。雨宮家は東京の広尾にある大豪邸。
病院を経営する明るくてイケメンの外科医。モデルように美人な奥様。
フランス人形のような顔立ちで明るく太陽のような梨花と日本人形のようにきれいで奥ゆかしいゆか子供たちは小学生のころから家庭教師もつけていてピアノの先生もきていて才色兼備。
みんな仲良しで絵にかいた家族のように幸子は感じます。
ところがしばらくすると奥さんは子どもがテストで99点をとってくるだけで、子どもをたたいたり冷たい浴槽に沈めるという虐待をしていたり、飼っていた犬や熱帯魚が急にいなくなったり、ピアノの先生が突然こなくなったり旦那さんの病院では次々看護師がやめたりと不思議なことが立て続けに起こり・・・
ここからネタバレ
仲良くみえていた雨宮家。実は旦那さんはめちゃくちゃ女癖が悪く、それをしった奥さんが不倫相手の看護師をどんどんやめさせていて、またストレスから子どもに虐待。また明るく華やかな梨花もまた母か受けた体罰のストレスを双子の妹でおとなしい結花を奴隷のように扱うことでストレスを解消さらに旦那もあからさまに明るく甘え上手な梨花がお気に入りで梨花と結花とあからさまに態度を変えるなど全然仲良し家族じゃなかった‥。
その辺がぼんやりわかってきたところで幸子は神父が病気で倒れたため一度田舎に帰ります。
そして2年後幸子はまた上京。
雨宮家がまた家政婦を募集していたので、幸子は今回は気が進まなかったもののまた雨宮家で家政婦をすることに。
雨宮家は幸子がいなかった2年の間に旦那様が交通事故で亡くなっていたり、日本人形のようだった結花は病気で母親が具合が悪いと飲ませていたお茶により体臭がくさくなりやつれてしわしわになってしまってたり、母が宗教にはまってたり、梨花が結花を激しく虐待するようになっていたりと色々変わっています。
幸子はその後家庭教師のお兄さんから、いなくなったピアノの先生とは実は恋人同士だったこと突然いなくなり今も必死になって探していることなどを聞きます。
また最近このあたりではペットが残忍な方法で殺されてることも知ります。
あれなんだか・・・
そして幸子は家の花壇の手入れをしていると昔子どもたちがかっていた犬の骨が見つかります。奥様は子どもたちがかわいがっていた犬が誤飲してしまい亡くなったので子どもたちにばれないようにこっそり埋めたといいましたが、幸子にはその下にもっと大きな骨が見えたような・・・
さらにドイツに留学するといっていた家庭教師のお兄さんも火事でなくなり・・・
鈍感幸子もさすがにここで色々察してきて、深夜に花壇を掘り返すことにします。
するとそこに奥さんが来て、飼い犬は自分が殺したと白状します。
夫の不倫でイライラしてたからだと。
幸子は荷物をまとめて田舎に帰ることに。
ところがときはすでに遅く、お風呂場のドアが少しあいていて思わずのぞいたら奥様の足が・・
そして血が。そしてさらにその向こうには梨花も・・・
後ろではクスクス笑う女子の声が・・・
結局結花は家庭教師の先生が好きで、でもピアノ教師と付き合ってたからピアノ教師を殺して
殺したのにまだピアノ教師をあきらめないから家庭教師のことも殺して
母も殺して梨花も殺して幸子も殺して
で、この後幸子が最後に電話した神父が幸子の家を訪れるのですが神父も殺され
リカになりたかった結花はここで「わたしリカよ」といいついにリカが誕生する
というところでお話は終わり。
きっと普通じゃない家族に生まれ育ったんだろうなぁとは想像してたし実際毒親ではあるけれどそれを差し引いても小学校のころから好きになった人を手に入れるために人殺しちゃってるしリカは産まれながらやっぱりリカなんだな
ということで今回のドラマ化では、前回に引き続き高岡早紀さんが主役ですが、高岡早紀さんは今回はリカではなくリカのお母さん役として登場するようです
元々前作のリカの時からリカよりリカのお母さん役の方が高岡早紀さんぽいと思ってたので楽しみ。
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