内容紹介
「とざい、とうざい。かるわざしのそうべえ、一世一代のかるわざでござあい。」綱わたりの最中に、綱から落ちてしまった軽業師のそうべえ。気がつくと、そこ は地獄。火の車にのせられ、山伏のふっかい、歯ぬき師のしかい、医者のちくあんと三途の川をわたってえんま大王の元へ。4人はふんにょう地獄や、針の山、熱 湯の釜になげこまれ、人を食べる人呑鬼にのみこまれます。そうべえたちははたして生き返ることができるのか、あとは読んでのお楽しみ。
桂米朝の高座で名高い上方落語の「地獄八景亡者戯」(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)を題材に、関西弁を駆使して描く、スケールの大きな落語絵本で す。第一回絵本にっぽん賞を受賞した、ユーモラスなストーリーが子どもたちに大人気のロングセラー絵本。
感想
自分がかつて大好きだった絵本を子供達が読んでいるという状況が狂おしいほど好きです。
ということで、こちらは私が保育園の年長時に大好きだった絵本。
この本とどろうぼがっこうとおしいれのぼうけんが私の保育園時代のベスト3でした。
昔からちょっと怖い話の方が好きだったのね私。
今回久しぶりに読んで初めて知ったのですが、もともとは落語を題材にしているんですね
小さい子は常に正しくあることを色々な人に言われて育っていますが、これくらいの機転がきく方がうまくわたっていけるような気がします。
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