あらすじ
専業主婦、有泉円佳の息子、翼は、小学二年生で中学受験に挑戦することになる。有名私立の中高一貫校を受験した経験のある夫真治と、それを導いた義父母。中学受験にまったく縁のなかった円佳は、塾に、ライバルに、保護者たちに振り回され、世間の噂に、家族に、そして自分自身のプライドに絡め取られていく。入試問題頻出作家が、過熱する親の心情を余すところなく描いた、凄まじき家族小説。
感想
中受小説を今読んでいいのか少し悩んだんですが、どうせなら今のうちに小6の親の気持ちをいったん疑似体験しておこうと思い手に取った本第1弾
中受の小説なのでまぁ子供が中受する話なんだけど、とにかく主人公の翼君超超優秀。
全国統一小学生テストと思われる(一応名前変えてる)テストで決勝に出たり、最後の方までスイミングしながらトップクラスだったりと優秀すぎてちょっと感情移入できない・・・ってなりました
でまぁそのまま超進学校に合格となると話的には面白くないので最後の方で成績が下がり、親がだんだん必死になり子供が追い詰められという展開になっていくのですが。
正直なところ小5くらいまでまぁまぁ優秀な子がその後落ちるってことはあり得そうだけど、ここまで成績が良い子はそんな急降下はしないだろうなってところが現実味を感じないな。
小学校でできるこが大学受験でならわけるけど小4とか小5で塾でトップの子はもう小6の問題もできちゃってるしなぁ…。(算数の話)
とか思いながら読みました。
スイミングも選手コースで塾でも優秀でそれでももっとってなる親のよくは怖いね。
子供のためとなっていたはずなのにいつの間にかその子供を追い詰めてしまうってのは本当に怖い。
そしてなってないかといわれるとなってるねすでに
気を付けよう私。
息子は息子であるだけで最高に私は幸せだということを改めて(すぐ忘れてしかりそうだけど)
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