#真相をお話します 結城真一郎

著者について

1991年、神奈川県生まれ。東京大学法学部卒業。2018年、『名もなき星の哀歌』で第5回新潮ミステリー大賞を受賞し、2019年に同作でデビュー。2020年に『プロジェクト・インソムニア』を刊行。同年、「小説新潮」掲載の短編小説「惨者面談」がアンソロジー『本格王2020』(講談社)に収録される。2021年には「#拡散希望」(「小説新潮」掲載)で第74回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。同年、三冊目の長編作品である『救国ゲーム』を刊行し、第22回本格ミステリ大賞の候補作に選出される。 –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

あらすじ&感想

惨者面談 

塾だけでは間に合わない子に家庭教師を紹介する仕事をしてる主人公。約束の時間に訪れるとお母さんの様子がおかしくて・・・ 

これはお母さんがその家の本物のお母さんではないことはなんとなく感づきますがそれだけではないところがみそ。 でもリアリティはないです。

ヤリモク

おじさんがJKとヤリモクで会う。がそのJKは美人局で・・・。

でも実際は・・・

おじさん実は殺人鬼なんだけどその動機がやばい

パンドラ

自分が精子提供した女性の子供にあう。

その女性は殺人犯と結婚していて性交渉があった日の次の日に夫が逮捕されていた。

そのため彼女はその時に子供ができていたらと不安になり、彼に似た男をあわてて探し似ていた主人公の精子を提供してもらいそれにより妊娠した子がどちらの子かわからないようにした

という話。

むむむりがある・・・・。

もちろんこの時血液型も同じにしたはずが産まれてきた娘は血液型が違い・・と話はもう2転くらいしてその展開は面白かった

三角好計

久しぶりの友人2人とZOOMで飲み会

ところがそのうちの一人はもう一人の友人が自分の恋人と浮気をしているからこれから殺しに行くと主人公に言ってきて・・・

これは女が悪いのにね・・・。

#拡散希望

こちらは全文インターネット上に掲載されているようです。

のどかな島でくらす少年たち。

実は親たちが・・・。

これは最近のSNSでの行き過ぎた自己顕示欲をみるとリアリティがないとは言えないのが怖いね

感想

全体的には軽くよめるし楽しい小説でした。

ただ売り込みがすごいせいか期待値ほどではなかったかな

サクサク読めてうわーなるほどなーそうきたかーとはなるもののすぐ忘れちゃうって感じでした



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