こんにちは。中学受験を終えてみて、今つくづく実感していることがあります。 それは、「算数が得意な子は、実は『説明する力』がズバ抜けている」ということです。
塾の宿題はこなしているし、計算も速い。なのに、模試の応用問題になると途端に手が止まってしまう……。そんなお子さんの姿を見て、焦りを感じてはいませんか?
実はその壁、算数のセンスの問題ではなく、自分の頭の中を整理する「言語化力」の問題かもしれません。今回は、RISU JAPANの対談記事でも語られていた「言語化力」の重要性を、我が家の経験を交えて深掘りしてみたいと思います。
1. なぜ、算数に「言葉の力」が必要なのか?
先日、RISUの対談シリーズ(RISU JAPAN Insight)を読んでいて、ハッとさせられました。言語化コンサルタントの山口拓朗先生が語る「自分の言葉で伝える力が学力に直結する」という視点です。
中学受験の算数は、後半に行くほど「問題文が長く、複雑」になります。 条件を整理し、「なぜこの式を立てるのか」を論理的に組み立てるプロセスは、もはや数学というより「国語」の領域です。
我が家でも、息子が難しい問題にぶつかった時、よくこんなことがありました。 私が「どういう意味か説明して?」と聞くと、「……えーっと、なんか、こう」と、まず説明ができない・・・。 この時、彼は解き方がわかっていないのではなく、「自分の思考を言語化できていない=構造化できていない」状態だったのです。
2. 家庭でできる「言語化」のトレーニング:親は「記者」になれ
「もっと説明して!」と追い詰めても、子供の言葉は出てきません。 そこで我が家が実践したのが、親が「インタビューアー(記者)」に徹することでした。
具体的には、RISUで問題を解き終わった後、1問だけでいいのでこう聞くようにしました。 「この問題、ママにもわかるように『実況中継』してみてくれる?」
「まず、ここに注目したんだね」「次に、何を求めようとしたの?」 親が相槌を打ちながら言語化を助けてあげると、子供の頭の中の霧が少しずつ晴れていきます。
対談記事でも触れられていましたが、「考えを説明させる習慣」こそが、学力の土台を作ります。これができるようになると、不思議と模試の記述問題でも「部分点」をもぎ取れるようになっていくんですよね。
これは今でもやってます。全教科プレゼンさせればさせるほど理解広がる説!
3. RISU算数は「思考の型」をインストールしてくれる
ここで改めて感じるのが、RISU算数の設計の凄さです。
RISUの大きな特徴である「せんせい動画」。 これ、単に解き方を教えるだけじゃないんです。大学生のお兄さん、お姉さんたちが「論理的に説明する姿」を繰り返し見せてくれる。つまり、「正しい言語化の型」を子供にインストールしてくれるんです。
また、塾の授業だと「わかったふり」で流れてしまう部分も、RISUなら自分のペースで立ち止まれます。 「なぜこの式になるのか?」を納得いくまで画面と向き合い、時には動画を巻き戻して説明を聴く。この「自分のペースで思考を言語化し直す時間」こそが、塾学習だけでは埋められない「算数脳」を育ててくれました。
4. 親の背中が、最高の教材になる
前回のブログでも書きましたが、子供に「言語化しなさい」と言うなら、まず親である私たちが「言語化」を見せる必要があります。
私は、子供がRISUをやっている横で自分の仕事をしたり、読んだ本の内容を要約してメモしたりする姿を見せていました。 そして食事の時などに、「今日はお仕事でこんなことがあって、こう考えたから、こう解決したんだよ」と、自分の思考プロセスを子供に話して聞かせるようにしました。
「大人がどうやって物事を論理的に考えているか」を日常的に耳にしている子は、自然と自分でも同じような思考回路を持つようになります。
5. まとめ:言葉の力は、受験を超えた一生の武器
算数を通して育てる「言語化力」は、中学受験で合格を勝ち取るためだけの道具ではありません。 自分の考えを整理し、相手に伝え、問題を解決していく力。これは社会に出た時に、最も必要とされる力です。
今、お子さんが「説明できない」「問題が解けない」と苦しんでいるなら、それは「言葉を育てるチャンス」だと捉えてみてください。
RISUを10分、親子で並んで。 「なんでそう思ったの?」と優しく問いかける。 そんな日々の小さな積み重ねが、数年後、驚くほど逞しい「思考力」となって花開くはずです。
中学受験という荒波を越えた先にある、お子さんの成長を楽しみに、今日も一歩ずつ進んでいきましょう!













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