今日の一冊
内容(「BOOK」データベースより)
2人の息子を育てた“脳科学おばあちゃん”が贈る悩める男の子ママのバイブル!カヨ子ばあちゃんが自ら実践した50のしつけを一挙公開。
著者について
【久保田カヨ子(著)】
1932年、大阪生まれ。
脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競氏の妻で2人の息子の母。
約30年前に、日本における伝統的な母子相伝の育児法を見直しながら、
自身がアメリカ在住時と日本で実践してきた出産・育児経験をもとに、
夫・競氏の脳科学理論に裏づけされた、“0歳から働きかける”久保田式育児法〈クボタメソッド〉を確立。
テレビなどで「脳科学おばあちゃん」として有名。
2008年、株式会社『脳研工房』を立ち上げ、現在代表取締役。
著書に、『カヨ子ばあちゃん73の言葉』(ダイヤモンド社)、
競氏との共著書に、『脳科学おばあちゃん久保田カヨ子先生の誕生から歩くまで0~1才 脳を育むふれあい育児』(主婦の友社)、
監修に、クラッシックCD『カヨ子おばあちゃんの元気なクラシック』(エイベックス)などがある。
ズバッとした物言いのなかに、温かく頼りがいのあるアドバイスが好評。
全国からの講演依頼もあとをたたない。
まとめ
男の子を男らしく育てたい人への本と書いてますが男女問わず大切なことが書かれていました。
叩くときは思いっきり叩くと書いてあったのだけ気になりました。
運動する
- 歩くフォームを気にする
- 姿勢を正しくする
- 上手に転ぶ
- けんかの駆け引きを覚える
- 興奮は受け取る方が時と場合で差がないように心がけると徐々になくなる。親が同調して興奮しない
- 家の中と公園では大いにふざけさせる
- 高いところから飛び降りる勇気は先読み力などを養う
手を使う
- 落書き 息をとめて全身をつかって長い線を一気に描くことができる幼児は表現の楽しさが身についてる ぐちゃぐちゃ書かせるだけでなく〇を書いてなど指示することで自由な絵が書ける
- 非利き手 利き手の器用さは練習 非利き手の感度は経験数
- 動作 早くする必要性をつくってあげる
- 手指を器用に 幼児期に器用な人は成人してから不器用にはならない
- 工作に多くの時間を
- 刃物も避けるんではなく時期を見極め使わせる
- 折り紙 努力するとできるということを知らせるよい機会に。
- 字を書く 変に早く書き始めるのはよくない
感覚
- 嗅覚を磨く 匂いで料理を想像しあてさせる
- 水遊びをする
- 発声は気長に母親が正しい発音を
- 痛みがあるときは思いっきり泣かせる
- 目隠しして何かをあてることで触覚を鍛える
- 近くも遠くもよく見させる立体視できるように
予測する
- 競争心大切
- 雨の日も工夫して遊ぶ
- 時間は砂時計などをつかって感覚を磨く
- 他人がわからなくても私はわかってあげるとはならない きちんと話させる
- 欲しいという気持ちを長く持ち続ける 待つことを体験させる
- なぜ?子供の疑問が広がるようにこころがけ答える
- 集中力を高めるために遊んでるときに声をかけない
- ないものをあると想像したことを嘘と評しない 夢が育たない
- 捜しものは探し出す条件のヒントを与える
考える
- 方向感覚などは幼児のころに 立体感をみにつけておく
- 物覚え わからないはだいたい言葉で表現することがわからない
- お小遣い 親の目には無駄に見えるものを本人が無駄と気づくまでは価値あるもの
- はかり いろいろな重さや長さを予測してからはかる
- 数学的センス 数字の暗唱はさせない 会話の中に数字を取りくむ
生活のリズム
- 静かにしてられる時間が何分かを知ったうえでしつけ
- 睡眠 寝つき悪いなら運動させる
- 昼寝 発達著しい幼児は心身共に疲れるので昼寝大事
- 保育園 嫌な事でもしないといけないという義務感の初歩を学ぶ
- お手伝い 動作の器用さをみにつけるためよくさせる
- 叱る たたくと宣言したら思い切りたたいた
- テレビ うまく利用したら便利
- おけいこ あなたがしたいといったのよ?と言って奮い立たせた
心のめざめ
- 性器への目覚め 陰湿なものととらえない
- 虫 怖がらず見つめる 自然のままの状態で観察
- 残忍さやさしさ 無力なものへの心ない行いは叱る
- 好き嫌い 嫌いになった理由を聞く
- 美意識 大人の感覚を押し付けない
- 飽きっぽい 幼児への声掛けが重要
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