【リカの心理は感染する?】リメンバー 五十嵐貴久

五十嵐貴久先生ウイーク

五十嵐先生はTwitterをされていて、そこで宣伝部長に任命してもらったのでこれは宣伝しなければ!ということでしばらく五十嵐先生の作品を紹介していきます(勝手に)

【リカ誕生の物語】リバース 五十嵐貴久

今回はリカシリーズ第五弾リメンバー

内容(「BOOK」データベースより)

バラバラ死体をビニール袋に詰めて川に捨てていた女が、都内で現行犯逮捕された。フリーの記者で、二十年前の「雨宮リカ事件」を調べていたという。模倣犯か、それともリカの心理が感染した!?精神鑑定を担当した立原教授の周りでは異常かつ凄惨な殺人が続発する。現場付近で目撃された長い黒髪の女は何者なのか?リカの闇が渦巻く、戦慄の第五弾!

著者について

一九六一年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業後、出版社に入社。二〇〇一年「リカ」で第二回ホラーサスペンス大賞を受賞しデビュー。同作はシリーズ化され累計60万部を超える代表作となる。その他の著書に『天保十四年のキャリーオーバー』『1985年の奇跡』『スマイル アンド ゴー!』『安政五年の大脱走』『交渉人』『パパとムスメの7日間』『誘拐』などがある。

あらすじ&感想(ネタバレあり)

 時系列でいうとリバース⇒リハーサル⇒リカ⇒リターン⇒リメンバーになります。第6作はリバースとリハーサルの間の物語になるのかなぁ

ということで今回はリターンでリカが頭に何発も銃弾を受けた後の話。

登場人物

研究室のメンバー

  • 立原教授 
  • 日比野 低身長で小太り羽島結花子が好き
  • 羽鳥結花子 長身長で黒髪 日比野のことを迷惑に思っている
  • 岸辺 長身でイケメン 白崎と付き合っている
  • 白崎 岸辺と交際している母親の介護もしている

刑事

  • 山茂 ベテラン刑事
  • 樋口 山茂の後輩

あらすじ&感想

巡回中に川にごみを捨ててる女性を注意したら、その女性は男性のバラバラ遺体を捨てていた。

彼女はリカの事件を調べていたフリーの記者。
リカの悪意は感染するのか?も含めて犯人の精神鑑定等を立原教授とその研究員4人に依頼する。

最初に見させられたビデオは若い女性が男性の介護をする様子。

一見検診的な介護に見えるが実は女性はリターンでリカを追い詰めた女性刑事で介護されている方はその上司。

上司はあのリカの一連の事件のショックで廃人のようになり、女性は事件後リカと同じような一方的に彼を思い介護をしているが精神的に疾患があることがうかがえる。

そして今回逮捕された記者も殺した上司とほとんど話したこともないが一方的に彼と結婚する予定だと思いこみ殺した後も自分は仕事の疲れで倒れたから病院にいるなど記憶を書き換えている。

少しでもストレスがかかる質問を立原教授がすると突然狂うところも含めてリカそっくり。

やっぱりリカの狂気は感染するの?

そんなさなか結花子をしつこくディナーに誘っていた日比野が殺される

口の中に石をたくさんつめこまれ叫べないようにして拘束しガソリンを体にまき時限装置で火事を起こして殺すという残虐な殺され方だった。

現場では異常な臭気を放つ黒髪の女性が目撃される。

当日岸辺は大勢が証言できるアリバイがあり、白崎は母の介護をしており、羽島は一人で研究室にいたという。

そして、その後立原教授の精神鑑定を受けていた記者が立原教授の何気ない質問にストレスを感じ突然臭気を発したと思ったら自分の目にボールペンを突き刺しそのまま頭を机にうちつけて自殺する。

その夜、自分が記者をとめれる位置にいたことで責任と将来を不安に思っていた岸辺もが白崎に酔って電話したあとに自殺する。泥酔し、頭を電車のレールに乗せて。

刑事の樋口は白崎に羽島結花子が怪しいのではないかと相談する。

白崎は羽島とは友人であるといいつつ彼女が腋臭であること、男女の前で露骨に性格を変える事などを伝える。

樋口は羽島に会いに行くとつげ、白崎と別れるが今度は樋口が自宅で殺される

ここからネタバレ

結局白崎が犯人。

白崎に羽島は殺されていた。ついでにいうと彼女が介護した母もすでに白崎に殺されて死亡していた。白崎は、立原教授のことを一方的に好きになり邪魔になるものをすべて殺していた

リカがストーカー事件で拉致した男性の娘が実は彼女で、誘拐されたときに暗示をかけられていたため

彼女は「リカがおかしくなったきっかけがあったとすれば6歳くらいが一番可能性が高いその時の記憶が一番その後の人格形成に影響を与えるから」と樋口に説明していたがまさに彼女がそれを証明する形で物語は終わり。

ちなみに頭部に6発銃弾受けたリカの死体はまだ確認できてなくてリカ自体もまだ生きてるかもしれないってことで今後もリカシリーズ続くかもです。

人の記憶は思い出すことがなくても0歳から残っていてそれがその子の人格に影響を与えるという話は子育てしている側としては身が引き締まりました。

物語としては結花子が怪しい感じをだしまくっているので逆にこの人ではないだろうなてことで自ずと白崎だろうなとわかっちゃうけど相変わらず怖くて面白かったです。



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