【青春と殺人と】映画 青の炎 

今日の映画

内容紹介

こんなにも切ない殺人者が、かつていただろうか。
17才の少年が望んだもの。それは、平凡な家庭とありふれた愛。ただ、それだけだった。

幻の「青の炎 二宮和也コレクターズエディション」が復刻特典映像と共にBlu-ray化!
本編Blu-ray+特典DVDの豪華2枚組!

2003年9月リリースにリリースされ、いまや入手困難となっている幻の「青の炎 二宮和也コレクターズエディション」を復刻版として本編Blu-ray化!
映像特典も当時の内容を余すところなく復刻。

主人公・櫛森秀一を演じるのは、いまや日本を代表する俳優で、スーパーアイドルグループ・嵐の二宮和也!
そのやさしさゆえに犯罪に走らざるをえなくなってしまった17歳の少年という難しい役どころを、若き日の二宮和也が熱演している。
その後次々と映画やドラマに出演し、いまや日本だけではなく世界的な俳優となった二宮和也の原点的作品と言えるだろう。

共演には当時アイドルとして一世を風靡していた松浦亜弥。主人公のクラスメメイト役を等身大で演じている。

監督:蜷川幸雄×原作:貴志祐介、魂をゆさぶる究極の青春サスペンス!

二宮和也ファン必見の80分を超える特典映像をすべて復刻!

特典ディスク(DVD)には、オフショット満載のメイキング映像や、未公開シーン、宣伝映像集など、特典映像満載!

内容(「BOOK」データベースより)

櫛森秀一は、湘南の高校に通う十七歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹との三人暮らし。その平和な家庭の一家団欒を踏みにじる闖入者が現れた。母が十年前、再婚しすぐに別れた男、曾根だった。曾根は秀一の家に居座って傍若無人に振る舞い、母の体のみならず妹にまで手を出そうとしていた。警察も法律も家族の幸せを取り返してはくれないことを知った秀一は決意する。自らの手で曾根を葬り去ることを…。完全犯罪に挑む少年の孤独な戦い。その哀切な心象風景を精妙な筆致で描き上げた、日本ミステリー史に残る感動の名作。

あらすじ&感想

高校2年生の男子高校生が主人公。

母と妹と3人で暮らしていたが、最近、10年前に母が父を交通事故で亡くして困っていた時に再婚するも直後にDV等を理由に離婚した曾根がなぜか転がりこんできた。

主人公は離婚調停の時にお世話になった弁護士等に相談するも、母親が動かない限りどうすることもできないといわれる。

なのに母は動かない。(実は妹が曽根の連れ子であるため動けないということが後でわかる)

このままでは妹にまで曽根の悪の手が伸びてしまう。

そう考え主人公は曽根を殺害する計画を立てる。

電気の力で自然死に見せかける方法はうまくいったかのように見えたが、その時に使った器具が親友に見つかりお金をゆすられてしまう。

そして主人公は第二の殺人を犯す。

といった内容。

本が好き。読む速度も自由に変えることができる

好きな箇所はじっくり何度も読むことができるし、だれてきたら飛ばし読みすることもできる

犯人や被害者の側にもし私がいたらという想像もしやすい、声や周りの匂いや空気なんかも全部想像だから入り込める。

なので大体映画化された作品も「あー原作の方が好きだったなー」と思うことが多いのですが、この作品は映画がよかった!

高校2年生という青春のど真ん中男子。

この年になるともう高校生というだけでまぶしくて凝視できないほどのそんな男子が、母とそして妹を守るために必死で殺人方法を考えるという対比にズンときた。

賢くて冷静で、でもまだ若いから曲げることができなくて真っすぐで、あつくて、そして危うい。

まさに青の炎。

映画ではニノの若くてあらけずりだけどでも繊細でもろくてってところが存分にでててとっても合っていた。

原作はこちら



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