今日の一冊
内容(「BOOK」データベースより)
雑誌連載が10本に減り大いに危機感を抱き、プロットが浮かばずブランデーをがぶ飲み。原稿の締め切り直前、設定していたトリックが使えないことが判明。栄養ドリンクの三種混合を一気飲みし、徹夜で考え抜く―。どんでん返しの帝王がプロットの立て方や原稿の進め方、編集者とのやりとりを赤裸々に告白。本音炸裂、非難囂々の爆笑エッセイ!
「BOOK」データベースより
感想
中山七里さんのエッセイ。
個人的には、読んだことがある作品が「さよならドビュッシー前奏曲」や「連続殺人鬼カエル男」などで表紙がかわいらしかったこともありかってに同年代の女性をイメージしていたので、おじさんでびっくりでした。(内容はグロいんだけど)
内容は面白い。
面白いことを書いて読者を楽しませるぞ!っていうエッセイではなく、この人のエッセイは「え?俺普通のこと書いてるつもりだけどなんか変?」みたいな感じです。
しかも普段は知ることができない他の作家さんのことなども知ることができて面白い。
あと、50代なのにまだほとんど横になって寝ることがないくらい仕事されていて(もう50時間寝てないとか普通に書いてる)連載10本もあるのにまだまだとなっていて、次々アイデアを出してはすごい勢いで書き上げていくいや本当作家なんて「なりたいなー」でなれるような職業じゃないなぁと思いました。
あふれ出る才能とそしてある種の変態さがないととてもなれない。
後、読んだ後はとにかく「セレブデトマト」に行きたくなります何度出てくるんだ。提携でもしてるのか?
この小説はこんな人にお勧め!
- 作家の日常を知りたい人
- 作家の大変さを知りたい人