【嫌な子がいたらどうしよう】ころべばいいのに ヨシタケシンスケ

今日の一冊

内容(「BOOK」データベースより)

きらいなひとって、いるよねー。発想えほんシリーズ第4弾。ヨシタケシンスケ流こころの処方箋。

感想

嫌いない人いる。もしかしたら何かの行き違いなだけで本当は仲良くなれるかもしれないけどでもどう頑張っても無理 嫌いって人もやっぱりいる。

っていう当たり前のことを小さい時は知らなかった。

私が小さい頃はとにかく「みんな仲良くしましょう!」が最大勢力だったから仲良くなれないことに傷ついて落ち込んで大人になった

大人になっても人間関係で嫌な思いをしたり悩んだりするけど、「まぁそりゃ合わない人もいるよな」ってことがようやくわかりちょっと気が楽になった

なので、子供には常々

「世界はとっても広い70億人も人がいる。その中で30人たまたま同じクラスになったってだけで皆が大好き皆が友達ってのは奇跡に等しい。仲良くなれたらラッキーくらいの気持ちでいたらいい。嫌な人がいてもむしろ全員好きになれなくてもまだ69憶9999万9969人も人はいるのだから」

と伝えてるけど。

この本では決してその子を無理くり好きになろうとする方法ではなく、自分の中での嫌な気持ちを他の方法で解消しようとするところがよい。「嫌いでいい」という前提がものすごく気持ちを楽にする。

相手のことを無理くりすきになろうとしなくていいから逃げても、自分を甘やかして違うこと考えても、相手がだれかに操られていると想像してもいいからとにかく自分なりのゴールを見つけてみようという流れが子どもを無理なく強くさせてくれる気がします



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