内容(「BOOK」データベースより)
息子のカケルと二人暮らしの“チッチ”こと青田耕平は、デビュー以来10年「次にくる小説家」と言われてきた。だが、作品は売れず、次第にスランプに陥ってしまう。進まない執筆、妻の死の謎、複数の女性との恋愛…。ひとつの文学賞を巡る転機が、やがてカケルや恋人達との関係を劇的に変化させていく。物語を紡ぐ者の苦悩、恋、そして家族を描いた、切なく、でも温かい感動長篇。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
石田/衣良
1960(昭和35)年、東京生れ。成蹊大学経済学部卒業、広告制作会社を経てフリーランスのコピーライターに。’97(平成9)年9月「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、続篇3篇を加えた『池袋ウエストゲートパーク』でデビュー。2003年7月『4TEEN』で直木賞受賞。’06年、『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
あらすじ&感想
主人公は「次にくる小説家はこの人!」と言われ続けてるものの、まだデビュー作以来これといってヒット作がない小説家。
妻が事故で亡くなり息子と二人で暮らしている。
息子は時々大人のようなことをいい。時々は子供らしい行動にでる。そんな親子の日常を描いた話。
小説家という普段は出会わないような人が主人公にもかかわらずラストも含めて小説家のようなたくましい相続力がない私でもこうするだろうなーっという筋書き通りの話でした。
親子の愛という受け入れやすいテーマなだけに読んでいていやな気分になったりすることはなかったし、息子のカケル君はいい子だなーっと思ってほっこりしたけど、もう少し深みのある作品にしてほしかったなぁ。
あーでも売れないことを除きこれは石田さんご自身と息子との些細な日常の幸せを残しておきたくて書いた小説かもしれない そう思うと息子にとっては最高のプレゼントだしおしゃれ。
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ブログ楽しく拝見させて頂きました♪ブログの書き方にも色々あるのですね☆次回も楽しみにしています♪