匣の中 乾くるみ

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

乾/くるみ
1963年生まれ。静岡市出身。静岡大学理学部数学科卒。’98年に第四回メフィスト賞を受賞した『Jの神話』(講談社文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) –このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

著者について

1963年生まれ。静岡市出身。静岡大学理学部数学科卒。奇想が妖艶な魅力を放つ『Jの神話』で第4回メフィスト賞を受賞してデビュー。

あらすじと感想

探偵小説愛好家グループの中心人物だった伍黄零無(ごおうれいむ)がグループの一人の目の前の密室から突然消えてしまう。

その後もグループの一員馬美が書く小説と同じ様にグループ内のメンバーが次々密室で殺されていく。

グループ内で推理をするが・・・

というお話。

とにかく登場人物のうんちくが長い。正直8割うんちくは飛ばして読みました。血液型のところくらいかなちゃんと読んだの。

で、それでもちゃんと話進めることができたというか最終的にはあんまり意味ないものとなってました。

うんちくの内容的にあんまり興味がなくてだったけどあのうんちくを楽しめる人には楽しい作品なんだろうなぁ。

あと、単純にあれだけ生活感もたせずに推理ばっかりしてるのにちゃっかりあの狭いグループ内で女子が全員グループ内の男子と付き合ってるのもなんか気持ち悪いなと関係ないところが気になりました(全員もてなそうなのに・・)

最後の落ちは多分受け入れられない人からしたら本投げ飛ばすレベルだろうけど私的にはあり。

ただあのオチのためにこの長いうんちく(まだいう)というのが笑



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