龍は眠る 宮部みゆき

あらすじ&感想

最近実家にあった古い小説を再読中です。

なんとなくは覚えているものの8割忘れてるな…。

嵐の夜に自転車が壊れて困ってる少年をひろう雑誌記者の主人公。その後運転中に蓋が開けたままのマンホールとその近くに子供の黄色い傘が見つかり、そして子供を探す親とも遭遇する。

少年慎司は黄色い傘を手に取った瞬間から青い顔をしている。

話を聞くとどうやら彼は誰かに触れたり物に触れたりするとその人の心が読めるらしい‥。

最初は信じることができなかったが、彼が言う通りにマンホールのふたを開けたであろう犯人を見つけることができる。

彼は悪気なくただただ車を汚したくなくて雨水を流すためにマンホールのふたを開けただけだった。少年に問い詰められ結局しらばっくれる犯人たち。

主人公はその後記事でうまく自首を促すが、二人いた犯人のうち一人は自殺してしまう。

それとは別に記者である主人公の元には最近脅迫文が届く。脅迫者は昔自分が子供を作ることができないと分かった途端結婚を破断にした昔の彼女に危害を加えるといっている。

今はもう別の人と結婚しているのに・・・と思いつつ心当たりはないが一応彼女にも気を付けるように伝えに行くが応対したのは夫。夫は彼女を守るといっていたが、その後彼女は本当に誘拐されてしまう。

その後少年と少年より強い力を持つもう一人の超能力を持つ少年により事件は解決する

という内容。

超能力という非現実的なテーマではあるものの事件等はとてもリアリティがありすごく面白かった。

私は時々「私もしかしてサトラレだったらどうしよう」と思って想像したりするんだけどサトラレも大変だけど悟っちゃう側も大変だなぁ。

少なくとも恋愛においてはかなり大変だろうなぁ。

職業的には保育園の先生とかだと裏表がまだあまりなくしんどくなさそうかな・・等色々想像しつつ読みました



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