小説8050 林真理子

あらすじ&感想

長年子供が引きこもり50歳の子供を80歳の親が養わなければならない事態が来ているという8050問題がテーマ

歯科医師の主人公と専業主婦の妻との間に産まれた娘と息子。娘はいい大学に入り就職し結婚も決まっているが息子は医者を目指し第二希望の中学に無事合格するも中2から不登校になりそこからずっと引きこもっている。

ずっと現実から目をそらしていたが娘の結婚を機に息子の問題に向き合った主人公が、息子の引きこもりがいじめが起因とわかり息子と共に戦うという話。

  • 名門といわれるところは高校から入るのは至難の業。ほとんどとってない
  • いい学校で出会う友達は一生の友達

と思いでもめちゃくちゃスパルタではなく子供の意志も尊重しつつした中受

なのにいじめにあって不登校に

親は

  • 8050問題とか言われているけどうちは違う

と思っていて

そのあたりがリアルです。

子供が中受している身としては本当に。

で、いじめ。7年前のいじめをようやくしった親。

父は裁判して戦おうと子供に言い、母はそれすらかわいそうとひたすら甘やかす。

このあたりの父母の対応の違いは若干ありきたりすぎる(実際本当に母はそこまで子供を甘やかすことしかしないのかが自分に置き換えると若干疑問)もののいじめの内容もだけどいじめられている側がこれがいじめと認めると救いがないといじめじゃないと思おうとするところが本当にリアル

子供がそんな風に思ってそして親に迷惑かけてはいけないという思いだけでなく家だけはいつもと変わらない場所であってほしいからと言い出せないところも含めて この感じ覚えておこうと思った。

思春期の子供のそういう感情をもう私は忘れてしまいそうになってたけど今覚えておいて子供のサインに気づきたい。

本を読んでいると時々「今この時にこの本を選んでよかった」と思う時があるんだけどまさにこの本はそうだった。自分が子供の時でも子供が育ってしまってからでもきっと刺さらない今読むのがベストだった。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です