共鳴 堂場瞬一

今日の一冊

共鳴

内容(「BOOK」データベースより)

祖父・麻生和馬・元刑事/頑固一徹対孫・新城将・無職/引きこもり。ご近所トラブルの解決に精を出す和馬とネット命の将とのぎこちない同居生活。ある日、近所の高校生から「両親が祖母を安楽死させたのではないか」と悩みを打ち明けられ、将は心の奥底に封じ込めていたある疑惑を蘇らせた。共に暮らす中で祖父の生き方を知り、孫は真相を探ろうと決心する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

堂場/瞬一
1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年秋『8年』にて第13回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

感想

2年ほど前に読んだ本。
感想を書かないとなーっと思っているうちに本の題名を失念してしまいかけずにいました。

改めて誰のなんという本だったかを思い出そうとしグーグルで「引きこもりの孫 祖父 本」と検索すると一発でヒット。

ということでこの本は「元刑事で今も色々な地域の悩みに答えているおじいちゃんが、引きこもりの孫にそのお手伝いをさせているうちに孫が少し成長していく」というお話

様は、徐々に引きこもりから脱出し大人になっていく主人公を描いているんだけど主人公が21歳の割に少しこどもっぽい16歳くらいの設定でもよかったんじゃないかなーせめて18歳。

安楽死なんかもテーマになっていて面白かったけど
一番ドキドキしたのは冒頭のおじいさんによる孫の拉致シーンだったかもさすがハードボイルド作家。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です