今日の一冊
内容(「BOOK」データベースより)
「先取り学習」「早期教育」は“勉強ギライ”のもと!最難関校に2,500人以上を導いた「カリスマ家庭教師」が教える“学力のベース”のつくりかた。
著者について
30年以上、難関中学・高校受験指導一筋のカリスマ家庭教師。日本初の「塾ソムリエ」としても活躍中。暗記や作業だけの無味乾燥な受験学習では効果が上がらないという信念から、「なぜ」「だからどうなる」という思考の本質に最短で入り込む授業を実践している。また、受験を通じて親子の絆を強くするためのコミュニケーション術もアドバイスする。 これまで開成中、麻布中、武蔵中、桜蔭中、女子学院中、雙葉中、灘中、洛南高附属中、東大寺学園中などの最難関校に2500人以上を合格させてきた実績を持つ。テレビや教育雑誌、新聞でも積極的に情報発信を行っており、保護者の悩みに誠実に回答する姿勢から熱い支持を集めている。また、中学受験情報サイト『かしこい塾の使い方』は16万人のお母さんが参考にしている。
まとめ
この本で気になったことをざっと箇条書きしておきます。
- 自然な成長に合わせ五感をつかった遊びが学力の基礎に
- 成績より子供自身の成長を見ろ
- 9歳の壁(早期教育の躓きとかが出てくる)
- もう一人の自分が難問を解くのに役立つ 試行錯誤する思考力のこと
- 子供は勉強と思ったら何でも嫌になる。
- 話し方でわかる本当の賢さ
- 語彙力を高めるためにクロスワードパズルがおすす
- 親子で遊べるゲーム
- キッチンは子供を伸ばす種の宝庫
- 算数をスーパーの割引で
- 母親がきちんと話す、助詞を使って
- 親が楽しまないと子供は学ばない
- 幼児向け英語教室は期待しない
- 低学年の塾は不要
- 先取り教育は不要
- 中学受験は精神的な成熟が必要
- そろばんは武器
- 嫌な習い事はやめさせる 週5が限界増やしすぎない
- 正しい鉛筆の持ち方
- リビングで勉強する(子供部屋で勉強しない)
- やりなさいと言わない
- 小さい目標とお母さんの笑顔と納得感が大切
- 読み聞かせと音読の大切さ
感想
育児本をざっと見ると大体、「早期教育はダメ」「自然にいっぱいふれることが大事」といういわゆる詰め込み反対!の本が多く、こちらの本もそうでした。
社会経験をさせず早期教育など偏った育て方をすると、買い物の割引問題が出ても、そもそもセールを知らなかったり、比重の問題がでても体積が一緒でも綿と鉄では重さが違うということを身体感覚として持っていなかったりするので早期教育反対と書いてありました。
でも、道端を一緒に歩きながら星や太陽の位置を観察したり、飲み物で単位換算の練習をしたり、買い物で割引や1個当たりの値段を計算したり、その辺に咲く野花(田舎なので)や虫で季節を感じたり、家でひまな時に工作するってことは別に早期教育していても十分時間があるような気がします。
自然に触れ合うことが大事だから早期教育反対というのは両立できないから反対なのか、両立できていてもなお反対なのかがこの本からは読み取れませんでした。
ただ、クロスワードパズルや算数遊びができるゲームを知れたのはとても役立ちました
早速挑戦させてみたいと思います
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