【つまんない!】悪虐 新堂冬樹

今日の一冊

内容(「BOOK」データベースより)

警察の捜査を嘲笑うかのように繰り返される鬼畜の所業。男が人間の心を捨ててまで手に入れたかったものとは?―最愛の女性がスキルス性の癌に侵され、余命三ヶ月と宣告されてから、花崎修次は凄まじい暴虐を始める。見ず知らずの女性の鼻っ柱に額を叩きつけ、幼気な少年の顎をライターで炙り、家族の目前で無垢な少女を凌辱する…。その刃は、多額の金を無利子で信用貸ししてくれた、かつての恩人にまで向けられた。未体験の戦慄と哀感。血塗られた超純愛小説。

著者について

金融会社勤務を経て、現在は芸能プロダクション(新堂プロ)を営む。「血塗られた神話」で第七回メフィスト賞受賞。著書に『無間地獄』『ろくでなし』『鬼子』『闇の貴族』『カリスマ』『溝鼠』『悪の華』『聖殺人者』(すべて幻冬舎文庫)、『忘れ雪』『ある愛の詩』(角川文庫)、『黒い太陽』(祥伝社文庫)、『不倫純愛』(新潮文庫)、『枕女優』『引き出しの中のラブレター』(河出文庫)など多数

感想

面白くなかった!

最愛の人であるサキが余命わずかとしった主人公はある約束を守るために極悪非道な行動にでるその約束とはなんなのか?

という話。

極悪非道部分は少女を家族の目の前で犯しそのあと家族全員殺したりとにかくグロイ。このグロさはこの人の「吐きたいほど愛してる」に似てて、食事後なんかは読めないほど

ちなみに「吐きたいほど愛してる」は内容はすこぶる浅いが人間を主人公にここまで気持ち悪い作品がかけるのか?と驚くほど残酷でグロイ

しかも、人間の心の闇を描いた作品とは違うくて、通常の人間では到底及ばないような狂気を描いていてまったく感情移入できないんだけど、それはそれで記憶に残る作品だった

今でも蛆虫チャーハンとか思い出すくらい。

今回もそういうグロさを描いてるんだけどなまじその狂気に理由を付けてるところが一気に興ざめさせられるというかつまんなくさせてる気がします。

そんな理由であんな残酷なことを!という狂気を描きたかったんだろうけどそれだったらショートショートくらいの短さのほうが面白いだろうな



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です