今日の一冊
内容(「BOOK」データベースより)
かつて片想いした一人の男性を思い続ける地味なOL。なぜか男を囲うことになった四十三歳のキャリアウーマン。癌におかされた妻を持つ男性と不倫する図書館司書。長くセックスがないが、そのことをお互い口にできずに淡々と日常を送る夫婦。―愛の形は様々だけど、それぞれにきらきらと、切なくも美しく輝く。人気作家による恋愛アンソロジー。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
唯川/恵
1955年石川県生まれ。金沢女子短期大学卒業。2001年「肩ごしの恋人」で第126回直木賞を受賞。08年「愛に似たもの」で第21回柴田錬三郎賞を受賞
山崎/ナオコーラ
1978年福岡県生まれ。國學院大學卒業。2004年「人のセックスを笑うな」で第41回文藝賞を受賞
朝倉/かすみ
1960年北海道生まれ。2004年「肝、焼ける」で第72回小説現代新人賞を受賞
山崎/マキコ
1967年福島県生まれ。明治大学在学中、ライターデビュー
南/綾子
1981年愛知県生まれ。2005年「夏が終わる」で第4回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞
小手鞠/るい
1956年岡山県生まれ。NY市在住。2005年「欲しいのはあなただけ」で第12回島清恋愛文学賞受賞
豊島/ミホ
1982年秋田県生まれ。早稲田大学卒業。2002年「青空チェリー」で第1回「女による女のためのR‐18文学賞」受賞
井上/荒野
1961年東京都生まれ。成蹊大学卒業。2008年「切羽へ」で第139回直木賞、11年「そこへ行くな」で第6回中央公論文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
あらすじ&感想
ラテを飲みながら 唯川恵
苦手だと思っていた人に本音でぶつかってみたら意外と仲良くなれたっというパターンが唯川恵は多いこれもそういう話
電車を乗り継いで大人になりました 山崎ナオコーラ
好きな人には彼女がいることはわかっていたけど、それでも会いに京都に行っちゃうというお話。
前回の山崎ナオコーラの作品でも思ったけどこの人の書く女の人はどこにでもいそうな普通の女の子だけどめちゃくちゃ空気読めない(もしくは読まない)タイプが多い
アンセクシー 朝倉かすみ
若い男の子を飼う女の人の話。
こっぴどく捨てられたという内容ではないのに私はお金もちになっても若い男の子を飼ったりしないぞってなる作品。(そもそもしないけど)だって若い男の子を飼う主人公をヘクソカズラに例えるなんて・・
ちょっと変わった守護天使 山崎マキコ
童貞男子とキャンプに行く話。
さっきの作品と同じ少し年上の女性と若い男性の話。
でもこっちは爽やかそしてキュンとした
雪女のブレス 南綾子
セックスレスの主人公にそのことを指摘する会社の男性 そして最終的にその男性とキスをする話
理性がぶっとんでいきなりキスってことがないのでいまいちこの状況わからないけど作品的には読みやすい
無人島 小手鞠るい
癌の奥さんがいる単身赴任の男性と恋に落ちる図書館司書のお話
女性側は後でいろいろ理由つけて納得してるけど冷静になると癌の奥さんいてなお単身赴任先で不倫とかろくな男ではないよな
銀縁眼鏡と鳥の涙 豊島ミホ
写真部に入った主人公が恋に落ちた女性は写真部で天才と呼ばれる男の彼女
力の違いを見せつけるために主人公の前で恋人の写真撮るっていうシチュエーションがなぜかやたらエロく感じた
粉 井上荒野
セックスレスの夫はいつもハブの粉を飲む。セックスもしないのに一体何のために・・・
普通に見える夫婦にもそれぞれ色々な問題や悩みがあるんだろうね
まとめ
あれだけすきだった恋愛小説に全然ときめけない
その事実に衝撃を受けました
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