【冤罪って怖い】灰色の虹 貫井徳郎

今日の一冊

内容(「BOOK」データベースより)

身に覚えのない殺人の罪。それが江木雅史から仕事も家族も日常も奪い去った。理不尽な運命、灰色に塗り込められた人生。彼は復讐を決意した。ほかに道はなかった。強引に自白を迫る刑事、怜悧冷徹な検事、不誠実だった弁護士。七年前、冤罪を作り出した者たちが次々に殺されていく。ひとりの刑事が被害者たちを繋ぐ、そのリンクを見出した。しかし江木の行方は杳として知れなかった…。彼が求めたものは何か。次に狙われるのは誰か。あまりに悲しく予想外の結末が待つ長編ミステリー。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

貫井/徳郎
1968年東京生まれ。早稲田大学商学部卒業。1993年『慟哭』で衝撃的なデビューを果たす。2010年、『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

あらすじ&感想

江木雅史は顔にある大きなあざのせいでおとなしい性格。でも最近ようやく結婚を考えるような素敵な彼女ができる。ところがある日同じ会社で働く彼女を上司が口汚くののしる。いつもは我慢できていた雅史もさすがに我慢ができなくなり上司につかみかかってしまった。

次の会社に行くと、その上司が殺害されていた。江木は伊佐山という刑事に犯人だと疑われる。自分が殺しあわけではないからどうせそのうち疑いは晴れると思っていたが、伊佐山は強引に状況証拠をでちあげられ目撃証言もあり有罪判決が下る。もちろん控訴するがそれも却下される

してもいない殺人の罪をつぐない刑期を終えた雅史。しかし、彼女とは別れ、父は鬱で死に、結婚が決まっていた姉は破局を迎え、人生はめちゃくちゃになっていた。

そして彼は自分を冤罪にした刑事・検事・弁護士・裁判官・目撃者に復讐する。

つかまることも考え一番恨んでいる刑事から・・

この伊佐山刑事。雅史が復讐の機会をねらっているときも相変わらず犯人をかってに決めつけて証拠をでっちあげていて読んでいてイライラするが事故にみせかけて死亡

その後、検事・弁護士も殺される。この時点で目撃者がいて、警察は雅史が犯人の可能性を疑い捜査を始める。そして裁判官に忠告するも結局裁判官も殺害される。

そして目撃者の雨宮。彼はそのエピソードをブログに自慢げに上げていて…。

ここからネタバレ

途中までの犯人は雅史。ただし殺されることをおそれて弁護士がやくざをやとっていたにもかかわらず弁護士を殺害したこおでメンツをつぶされたとやくざに雅史は殺されていた。

そしてその後雅史の遺志をひきつぎ雅史の母が復讐していた。

とにかく伊佐山刑事が最悪、手柄とられたくないから自分がみつけた男を強引に犯人にしていて怖すぎる。目撃者も本当は顔とかよく覚えてなかったのにあざがあったと嘘をついて冤罪に加担してしまってるけどでもそれも半分くらいは伊佐山のせいだし。

 冤罪がテーマの本



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