今日の一冊
内容(「BOOK」データベースより)
自分を見失うほど激しくひとりの人に溺れ、その結果すべてを失ってもなお、幸福でいられるような恋とは?ひりひりするほど熱い言葉で書かれた、痛いほど切ない、ふたつの恋。熱く、痛く、切ない、究極の恋愛小説。 –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小手鞠/るい
岡山県生れ。同志社大学法学部卒業。1981年第7回サンリオ『詩とメルヘン賞』を受賞し、3冊の詩集を上梓。’93年に「おとぎ話」で第12回『海燕』新人文学賞を受賞。’92年からニューヨーク州に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
あらすじ&感想
主人公はきっと著者と同じ同志社大学出身なんだろう。舞台は京都。
主人公は二人の人と恋におちる
まずは、学生の時「男らしい人」と言う名前ででてくる男
粗暴でこの人の何がいいんだろうって思いつつ読む。
男はデートしても絶対夜になると実家に帰っていくので(つまりお泊りはしてくれない)実は結婚してるのか?と思ったけど、そうではなくて前の奥さんとの間に子供がいててそのために家に帰っていた。
男はそのことを正直に主人公に伝え、その上で主人公との将来も考えていると伝えるが、主人公はただただ二人でずっと一緒にいたいなんなら男が仕事に行くことすら嫌と考えるほどはまり込んでいたため、自殺をすることで(未遂だけど)強引に男から離れる。
2人目は優しい人。
優しいがお互い不倫の関係。優しいというか心地よいことしか言わないだけの人間。
こちらもこの男のどこがいいの?と思ってしまう人で・・・
何もかもどうでもよくなるほどただあなたがほしいという恋を描くならせめて相手の男性のいいところも描いてほしいところだけどこっちの方が現実的な気がする
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