本の紹介
真の姿を隠しているのは誰か? 衝撃のノンストップ・クライムサスペンス!
読字障害というハンディキャップを抱えながらもアメリカ留学の後、作家・評論家としてTVで活躍する三条公彦。三条の秘書として雇われた菊井早紀はその謎多き私生活と過去が気になっていた。そんな折、パン店経営者の妻・宮崎璃名子の白骨遺体が発見される。行方不明となった新田文菜の捜査にあたる刑事の宮下と小野田は、文菜と璃名子の不審なつながりに気づく。人気評論家の三条は二つの事件に関わっているのか? 宮下たちは捜査を進めるが――。 ラストまで目が離せない、瞠目のクライムサスペンス!
あらすじと感想
作家の三条公彦は幼い頃の事故により文字を認識することができない識字障害になったが、努力を重ねアメリカの名門大学留学し、今ではメディアで見ない日はない売れっ子コメンテーター
菊井早紀は三条と一緒にテレビ番組に出演しカンペの情報などを耳打ちしたりサポートする仕事をしている
早紀は冷静な発言をする三条を尊敬しつつも三条と行動を共にするマネージャーの男性と三条の間には自分が知らない関係性があるように感じている。
そしてある日過去の大学留学のことなどを深堀しようとした記者に三条が声を荒げたところをみて、普段の冷静沈着な三条がこんあに声を荒げるなんてと彼は普段仮面をかぶっていたのでは?と感じる
一方で、主婦が二人殺される事件が起きる
一人はパン屋の妻。彼女は夫に隠れて複数の男性と不倫をしていた。
もう一人は夫との妊娠が望めないことがわかり他の男性との妊娠を望み、自宅に男を連れ込んでいた。
そしてその二人はアメリカに留学していた時に知り合いだったことがわかり・・
で、結局犯人は・・・・
という感じのお話。
ネタバレすると犯人は三条ではないのですが、まぁまぁ予想通り。
そして識字障害についてもまぁ予想通りの展開でした。
結局この物語は犯人が~とか犯行動機が~というところではなく
加害者被害者含め登場人物全員裏の顔があり普段は仮面をかぶっていたというところが主題なのでこれでいいのかな。
まぁ現実世界でも誰しも仮面かぶって生きていると思うので
仮面かぶっていることにもさほど驚きはなかったですが
なんか出てくる登場人物の女性があほすぎて加害者の悪ももちろんですが登場人物全員読んでていやな気持になりました笑
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