強運の持ち主 瀬尾まいこ

内容(「BOOK」データベースより)

元OLが営業の仕事で鍛えた話術を活かし、ルイーズ吉田という名前の占い師に転身。ショッピングセンターの片隅で、悩みを抱える人の背中を押す。父と母のどちらを選ぶべき?という小学生男子や、占いが何度外れても訪れる女子高生、物事のおしまいが見えるという青年…。じんわり優しく温かい著者の世界が詰まった一冊。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

瀬尾/まいこ
1974年大阪府生まれ。大谷女子大学文学部国文学科卒業。2001年「卵の緒」で坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、翌年、単行本『卵の緒』でデビュー。05年『幸福な食卓』で吉川英治文学新人賞を、09年『戸村飯店青春100連発』で坪田譲治文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

あらすじ&感想

ルイーズ吉田というふざけた名前で占いをする主人公。

占いといっても実際に占うわけじゃなく、OL時代に営業で鍛えたトーク術で、
相手の言葉から性格なんかを導いてそれに基づいて助言するという方法。
にもかかわらずというか、そのおかげというか、彼女の店はそこそこ繁盛している
そんな彼女のもとにやってきたのは?

という感じ短編集でした

ニベア

「どっちのスーパーで買い物したらいい?」小学生が3000円を出してそんなことを聞く理由とは?
とってもあったかくなるお話でした!これを全面にのせてそのままニベアの広告になるんじゃないだろうか。

ファミリーセンター

ある男性をふりむかせたいと願う女性に助言する占い師。
でも思いはなかなか通じなくて・・・・。

単なる恋愛相談かと思いきやでした。

おしまいの預言

占い師のもとにやってきた青年。彼は「おしまい」がみえるらしい。
そんな彼があるおしまいを預言する・・・・

強運の持ち主

占い師がやとったアルバイトの女性。彼女とは何もかも違ってうまくいきそうにないが・・・。

まとめ

どれもとっても心温まる話でした。
普段ダークな話ばっかり好んで読んでるけどたまにはこういうのもいいな。



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