【主人公は車】 ガソリン生活 伊坂幸太郎

今日の一冊

内容(「BOOK」データベースより)

のんきな兄・良夫と聡明な弟・亨がドライブ中に乗せた女優が翌日急死!パパラッチ、いじめ、恐喝など一家は更なる謎に巻き込まれ…!?車同士がおしゃべりする唯一無二の世界で繰り広げられる、仲良し家族の冒険譚!愛すべきオフビート長編ミステリー。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

伊坂/幸太郎
1971年千葉県生まれ。作家。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞受賞、『死神の精度』で日本推理作家協会賞短編部門受賞、08年『ゴールデンスランバー』で山本周五郎賞、本屋大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

あらすじ

良夫と亨がドライブ中に乗せた女優翌日パパラッチに追いかけられる途中で不倫中の男性と一緒に事故で死んでしまった。

小学生とは思えない聡明な亨がその事件の真相を明らかにしていく。

っというのを彼らの乗る車目線で書かれた作品

ここからネタバレ

結局この事故で死んだのは女優と不倫中の男性ではなく、亨の姉の彼氏にすら死体を運ぶ役をさせようとする(別の事件)ようなこの町の悪トガリとその彼女が勝手に彼らの車を奪い逃走中に事故死したのをパパラッチしてた男性が女優と不倫中の相手の事故死だと偽装し(歯医者のカルテを改ざんした)二人を逃がしてあげた(パパラッチは前に追いかけすぎた野球選手が自殺したことで罪悪感を持っていて誰かの役に立ちたかった)というのが真相

感想

車は驚いたら「ワイパー動くかと思った」って表現したりして読んでるだけで自分の車に愛着がわいてきます

ちょっと洗車してあげようかなーって気になるし大事に乗りたくなる。

やられたーーーと思わず言ってしまうようなミステリーではないですがほのぼの楽しめます

亨くんの賢さと可愛さがツボ大学生になった彼はきっとモテてるだろうな



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