【本当に全部フィクション!?】怖い患者 久坂部羊 

今日の一冊

内容(「BOOK」データベースより)

いくつもの病院を渡り歩くドクターショッピング、快適なはずの介護施設で起こるおそろしい争い…現役医師がおくる、強烈にブラックな短編集!全5編。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

久坂部/羊
1955年大阪府生まれ。医師、作家。大阪大学医学部卒業。外務省の医務官として九年間海外で勤務した後、高齢者を対象とした在宅訪問診療に従事。2003年『廃用身』で作家デビュー。以後、現代の医療に問題提起する刺激的な作品を次々に発表。14年『悪医』で第三回日本医療小説大賞を受賞。15年「移植屋さん」で第八回上方落語台本優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

あらすじ&感想

現役医師の病院にまつわる話5編。怖い病気の話ではなく人が怖い話

天罰あげる

自分の病気をわかってくれる医者がいないとドクターショッピングを繰り返す女性

ようやく自分のことをちゃんと見てくれると感じる医者に出会ったが、最近彼から性的なことを連想させるような質問をされる

しかも彼は医師でありながら私が主人公と思われる小説を書いている…。

女性は患者仲間に頼み彼を痴漢の容疑者にしたてあげるが・・

本当にありそうで怖い。

蜜の味

患者に短い余命を伝えるときにかわいそうだと思う反面少しだけ蜜の味を感じてしまう女医の話

人の不幸は蜜の味そして逆に人の幸福は逆に妬みを買う

なので女医は

ネタバレすると

子どもがほしくないからわざと子供ができないからだにし、夫がお金はあるけどつまらない人間だから死んでもらう そうやって人にかわいそうな女性という蜜を与えることで本当の幸せは守るという内容でした

これはオチが読めちゃったなぁ

世にも奇妙な~とかでもありそうだしホラー漫画などでもありそう

ご主人さまへ

夫の元に自分のことをめちゃくちゃ悪く書いた手紙が届く。

夫は気にしないように言っていたが妊娠中で色々な事が気になる主人公はだんだん周りの人間全員がその手紙を書いたのではないかと疑うようになり・・・

老人の園

老人ホームで人のことを悪くばかりいる老人がいて、主人公はそれをたしなめつつ皆平等に仲良くなってほしいなぁと思っている

ネタバレすると

最終的に認知症とばかにされていたおばあちゃん足の不自由なおじいちゃん口の悪い老人たちとそしていつも助けてくれなかった主人公が殺されてしまうというお話。

注目のまと

ある日突然倒れた女性はヘルペスの時にうった注射が原因の薬害だと医者に診断される。

その後同じ被害を受けた人たちの集まりに参加することになるが、その人たちの中には疾病利得者と言われる人もいて・・・

感想

怖い話なのでフィクションなのですが全部が全部フィクションではないのでは思わせる面白さがありました。

一つの物語が短くてオチもわかりやすいので世にも奇妙な物語向けだなぁーって思いました。

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久坂部さんの本ではこれが一番衝撃でした。

もう使えない部品は切っちゃえ



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