伊坂幸太郎おすすめ5選
伊坂幸太郎作品の中でお勧めの5冊を紹介したいと思います。
どれも好きなので難しいですが独断で!
伊坂作品最高作!ホワイトラビット
最近の作品では断トツこれです。
仙台の住宅街で起きた人質立てこもり事件を舞台に書かれた作品。
読んでいてそれこそ手が止まりませんでした。それこそトイレに行くのも我慢して読みました。
泥棒の黒澤さんシリーズの最新作となりますが、黒澤さんを知らなくても十分楽しめます。
トリックにも驚かされて、かといってそれだけじゃない見事な作品でした。
THE青春小説! 砂漠
伊坂さんが書く青春小説。
衝撃の展開があったりいつもの伏線の怒涛の回収などもない、どこにでもいる大学生たちの青春(事件には巻き込まれますが)が描かれているだけですが、楽しかったあの頃を思い出して、もう戻れないと気づいてなんだか5人がうらやましくていーーーって気分になります。
死神のお話 死神の精度
比喩ではなく言葉通りの死神が主人公 死神のクールさとずれた感じが好き。
死神が主人公だけど怖い感じはしません。もちろん死神なので人は死んでしまうのですが、全然怖くない。
雨が降ってる時に知らない人に声をかけられたら、「あれもしかして死神?」って思ってしまいます。
陣内さんというキャラが秀逸 チルドレン
伊坂さんはあまり登場人物に思い入れがないらしいが、伊坂作品に出てくる登場人物はとても魅力的。
泥棒の黒澤さん死神の千葉さんそしてこのチルドレンの主人公の陣内が3大魅力的人物です。
正直、生物に例えるとゴキブリかな?って感じがするのですが、なのに魅力的。
残り全部バケーション
裏社会の下請け業をする二人の男性を中心としたお話。
悪い仕事をしているのに憎めないのは伊坂作品ならでは。
最後の展開も含め大好き。
次点 恋愛小説 アイネクライネナハトムジーク
伊坂さんが描く恋愛小説。
甘酸っぱい感じではないのだけどそれがいい。
恋愛だけがキラキラ輝いている話ではなく、一人一人の人生の一部である恋愛って感じのストーリーが好き。
コメントを残す