アンサーゲーム 五十嵐貴久

内容(「BOOK」データベースより)

大手商社に勤務している樋口毅と田崎里美は結婚式を挙げた。新婚旅行を明日に控え、幸せな一夜を過ごすはずだった…。翌朝、目を覚ますと、そこは真四角の“箱”の中。そこに、ファンファーレとともにピエロが現れ、言った。「アンサー・ゲームへようこそ!」ゲームは簡単。出された問題に、二人の答えが一致すればOK!しかも問題は、二人に関係するものばかりで、十問中、七問正解すればゲームクリアです。それではいきましょう。第一問はこちら!『あなたたちが最初に会ったのは、いつ、どこで?』閉じ込められ、極限状況で試される男と女。愛か打算か裏切りか、究極の心理ゲームが今、開幕!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

五十嵐/貴久
1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒。2001年『リカ』で第二回ホラーサスペンス大賞を受賞してデビュー。以降、ミステリーや警察小説、青春小説、時代小説等次々と発表し好評を博する。07年『シャーロック・ホームズと賢者の石』で第三〇回日本シャーロック・ホームズ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

あらすじ&感想

主人公たちは将来有望の大手商社の商社マンと同じ商社に勤務しているモデルのようにかわいくて親戚が役員でもある美男美女カップル。

ところが、幸せいっぱいの結婚式の後ホテルに泊まり次の日からバリに新婚旅行に行くつもりが目が覚めるとコンテナのようなところに閉じ込められていて、モニタ画面にピエロがあらわれる

そして脱出するためにゲームをしなければならないと告げられる、ゲームは二人に関するクイズに答えるというもの。正解すればいいのではなく二人の正解がマッチングしなければならない。3回間違えれば罰ゲーム。間違えなければ脱出時に1000万円がもらえるらしい

想像通り二人には相手にばれてはいけない過去があり、お互いを信用できなくなっていくという話になっていました。

ただどちらかが助かるってわけではなくこたえをマッチングさえさせたら二人ともクリアできるうえ3回とはいえ相談する機会があるんだからそこは協力したらいいのにという思いでいっぱい

ともかく彼らは最後までゲームに真剣に参加してようやく最後にどの問題がでてもイエスと答えることで一致してたんだけど。

なぜか(一応理由も書かれてるんだけどいやそんなことより脱出することを優先しろよって思う)最後男の方がいいえと答えて二人はゲームに失敗

ゲームに失敗した時の罰ゲームをそれまで聞いてなかったけど実は海に沈められるのが罰ゲームだったらしく二人は沈んでいって終わり

最後は次のターゲットらしき人物の描写があり終わり。

いやなんのためのゲームなの!!!カイジ的要素満載なのでこれを楽しみに見てる大富豪とかが本当は画面の向こうにいるんだろうか?

とにかく必勝法は相手を中途半端に信じたりせず、相手を蹴落とすゲームではないので二人で協力して心を無にして問題に取り組めばいいと思いました。

参加したくないけど



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です