百人一首大会に出場しました
小学校の学童で百人一首をしています。
1年と2年で息子は学童主催の百人一首大会に出場しました。
市の小学校の学童の生徒小1から小6までがあつまる大会で、150人ほどの小さな大会でした。
第一試合は個人戦。
第二試合は混合で行う団体戦。
いずれも6人で取り合います。
この大会のために息子は1年の12月から学童で百人一首を覚え始めました。
昔の言葉で書かれた札を一枚ずつ意味もよくわからないまま覚えるなんてできるのかなぁ?と思っていたのですが子供の記憶力はすごい!
1ケ月ほど40首ほどを完全に覚え、他の句も上の句を言われると下の句がなんとなくわかるように。
百人一首かるたが小学生におすすめな理由
美しい日本語
五七五七七の短い文章で日本の四季や恋心(これはまだ理解できてないだろうけど)が詠まれている百人一首
意味は分からなくても、その響きの良さに触れここちよいリズムで復唱することができます。
親として子供に日本語にしかない繊細な言葉の美しさを出来るだけたくさん子供に教えてあげたいと 常日頃思っているものの、私自身言葉の引き出しが少なく、こうやって美しい日本語に触れる機会をもつことができたのはとてもよかったです。
暗記する練習
勉強の楽しさが感じられにくい暗記を競技カルタに勝ちたいという動機のおかげで楽しく練習していました。
小さいころは興味のあることならなんでも覚えられる年齢ですが、暗記の練習をする経験はあまりなかったのでいい経験をさせることができました。
地理や歴史への興味
住んでいる地域が関西ということもありますが、百人一首に住んでいる地域の地名や知っている場所が多く出てくるため、自分が産まれるずっとずっと昔にもここには人が住んでいてその人たちも生活していたということを感じることができたようです
今後は、例えば奈良県橿原市の方面に行くときは、「あれが天の香久山だよ」って教えてあげて地理と歴史と国語が結び付いていくといいなぁと思っています
春すぎて夏来にけらし白妙の
衣ほすてふ天の香久山
比較的近い場所が多いので百人一首巡りをしてもいいかもしれない。
お勧めの百人一首の本&百人一首
これから長く、お正月に家族で百人一首大会を開催しようと思っているのでオーソドックスで長く使えそうな百人一首を選びました。
ただ、子供の好きなキャラクターで興味をひくのもありだと思います。
百人一首の本。今はまだ歌の意味まで興味がいってませんが、恋の歌は時代は変われど同じようなことで悩んでたりして結構読んでいて楽しい百人一首の解説本。
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