そこにはいない男たちについて 井上荒野

あらすじ&感想

夫がきらいになった女と、愛した夫に死なれた女の話。

夫が嫌いな女はまり38歳。士業の夫が家で仕事していてまりはその秘書的なことをしている。彼女は夫が大嫌い。セックスレスだし必要最低限の会話しかない。

夫に死なれた女は実日子。年の離れた夫は1年前に急逝した。しばらく休んでいた料理教室を再開し、そこにまりがやってきて2人は出会う。

「どっちがかわいそうなのかな。先生と私」「どっちかしらね」と2人は会話するが、お互い自分がかわいそうだと思っている。

という話。

すごく嫌いという気持ちもすごい好きという気持ちもずっとそれが24時間365日思い続けることはできないので、そういう意味ではすごい好きな気持ちのまま相手がいなくなってしまった実日子の方がつらいのではないかなと個人的には思ったな。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です